◆試作事例
CQ ham radio誌で紹介されました。
表紙写真&解説(
P.32〜P.33
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★ 趣 味 の 無 線 ★

 HP読者よりのリクエストがあり2002/8版を加筆再掲載しました。

      ※ 約350円パラボラ方位指示器の試作 ※
  

          CQ ham radio誌    C Q 出 版 社     ←クリック一発

◆参考◆ 太陽の方位で合わすパラボラの向き    ←クリック一発

◆試作事例 CQ ham radio誌で紹介されました。   ←クリック一発

☆ 機 能 ☆      
    @  野外移動で、簡単にパラボラ方位をセット出来る   @2.4GHz10GHzで実証試験済み
    A  パラボラ方位を数値で記録して、次回の運用時に地図上から容易に再現できる

【2】 パラボラ方位角の直読

   @ 雲台を回転させれば、雲台の指針からパラボラ方位角が直読できる. ( 北を0度とし、時計回りで読み取る )

   A 逆回り目盛を読めば、交信相手局のアンテナ方位角も直読できる 

       B 地図上から分度器で予め相手局方位角を求め、簡単にパラボラを向けることができる

   C 信号強度に頼りパラボラを向けるのと違い、反射して来る方角に後日でも、地図上の記録から

          容易にパラボラを向けられる

   D 地図は、縮尺50万分の1が使い易い(百円均一ショップ)

  ☆ 費 用 ☆

    費用は、約 350円 → → → (部品類は百円均一ショップで揃う)

【参考】

  使用したカメラ用

三脚は約20年以前

の古いものです

【 材 料 】

 一部手持ち品を使ったが、工具類を含め全て
 百円均一ショップにある
 @ 全円分度器          ( 直径 150mm )\105円

 A 木製ターンテーブル(小)   ( 直径 170mm )\105円

 B 方位磁石(オイルダンパー磁石)( 直径45mm )\105円

 C ステンレス トラス・タッピング( 太 3×長 8mm )手持品

 D 蝶番(真ちゅう製)       ( 幅30× 10mm )手持品

 E アルミ 平リベット       ( 太 3×長 6mm )手持品

 F 塩ビ板(名札を利用)    ( 縦60×横45mm )手持品

 G 電線止め金具(両面テープ付) ( 15× 25mm )手持品

 【手順−10】   完 成

 ★【蝶番】について補完説明

  目  的: 方位磁石を三脚の軸方向に折りたたみ収納
               するためのもの.。 したがって、かならずしも
        必要はない。

  材  質: 方位磁針の指示に影響しないように非磁性体
         製品(プラスチックス、真ちゅう、ステンレスなど)
               を使う。木ねじも同じ。

  蝶番軸: 軸を[への字]にチョイ曲げする。軸の摩擦で
        蝶番を水平状態に保持できる。( 工夫の余
        地あり )
以上であるが、基本的には、三脚の構造 ( エレベーターと雲台受け部など ) によりアレンジが必要である。

 【手順−9】

 @雲台に分度器直読用指針を付ける(パラボラと反対向

   きに付ける)

      (  配線止め金具の先端に、熱収縮チューブを付け、

         先端を 直角に捻りつぶし、目盛りを見易くする  )

 Aこの「角度指針」の材質は、軟らかくもいい。使うときに
   補正すれば良い

 【手順−7】

 @ エレベーターの雲台受けと、方位盤の穴とに間隙

    (ガタ)が無いことを確認する

【手順−3】

@ 木製円盤の裏側のターンテーブル(黒色)を除去する

A 「全円分度器」と「方位磁石」の取り付けビス穴をキリで
 
    揉む

B 中心に直径46mmφの穴をあける(糸鋸と木工ヤスリ)


(注)この穴は、使用する三脚のエレベーター頂部(雲台

      装着部)の直径に合わせる   ( 正確に・・・  )

   ただし、回転させるので、0.5ミリ程度の隙間を

   つくる。(木工ヤスリ&紙ヤスリで丁寧に仕上げる)

【手順−6】

@ 全円分度器と方位磁石を取り付けてから方位盤(木製

   円盤)を雲台の下にいれる

−eof−

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☆使い方☆

【1】 方位盤の南北セット

@ 方位盤(木製円盤)は左右に回転出来るよう、三脚の
    エレベーターを少し持ち上げておく
   (後でエレベーターを下げて木製円盤を固定する)


A 方位盤を左右に回転させ、方位磁石の磁針を南に
    合わせる。すると、方位盤も南北にセットされる
     (  この仕組みは、【手順ー4】を参照して下さい )

B 方位盤をそのままにしてエレベーターを下げ方位盤を
    挟み込み、雲台の下(三脚の首)に確実に固定する

   【セット完了】

                 全円分度器 検索       ←クリック一発。

 【手順−5】

 @ 先ず三脚から雲台を分離する

 (注)
    完成時は、この方位盤(木製 円盤)を、雲台底部と

   三脚頂部で挟みエレベーターを下げて、しっかりと

   固定する (これが今回試作のポイントである)


【手順−4】

@ 組み立てる。(全円分度器&方位磁石の取り付け)

A 【蝶番】を付ける位置

  全円分度器の角度目盛り360°(0°)の位置に取り

  付ける。  方位磁石は「北」の文字を合わせる

B 「配線止め金具」は、全円分度器直読用指針とする
   【手順−9】で雲台に貼り付ける

 【手順−8】


 @雲台を元の状態に戻す(雲台受けに取り付ける)

【手順−2】

@ 「全円分度器」の中心目盛り部分を切除

     「内円の付け根部分」を15mm 残す

A  残した部分に3.2mmφのビス穴をあける

B 割れやすいので、慎重に切断する。


  (注) 「全円分度器」は、使い勝手が良く、他の用途が
      広いので、4〜5枚まとめ買いしておくと良い

【手順−1】

@ 「塩ビ板」の片端を半円形にカット(方位磁石に合わせ)

A 「蝶 番」を「アルミ 平リベット」で取り付ける

B 「方位磁石」を両面テープで貼り付ける

C これらの位置寸法は、正確にする

蝶番の役目方位磁石を三脚の軸方向に折りたたみ収納
                 するためのもの.。 したがって、かならずしも
          必要はない。

★製作の手順★

 ベ ル ボ ン
 ビデオ三脚

【完】

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