静かな音楽が流れます ( 2分 45秒 )
                                                                


                   ★ 古いアナログ機器でまとめたオーディオ・ビデオの小部屋 ★

                   劣化した老体の耳(聴覚・感度)なりに楽しめる「音づくり」の小部屋です。

                   オーケストラの生演奏を聴いたのは、もう何十年も以前のことです。
                   今では、楽器音の弁別には自信がありません。

                   若い頃から慣れ親しんだモールス通信の復調音(≒800Hz)は、今でも良く聞こえます?が
                   多分に、脳の「分解能」に依存しているのでしょう。

                   まあ、どうこう言っても、若い頃の視覚・聴覚には戻れませんので、使い古しのガラクタ機器で満足しています。

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                  このページ下段   ★ スパイラル ホーン スピーカーの試作 ★   ←クリックでジャンプ


             ◆ はじめに ◆ 

            ハイブリッド無線室は、オーディオ・ビデオルームとしても使っております。

            使用機器は古い物ばかりです・・・・4Kテレビ、ブルーレイディスク、ハイレゾアンプなどは縁遠いです。
            それでも、アナログ的視聴覚資料も再生できますし、アナ・デジ変換、メディア間変換もOK。
            テレビ、DVDレコーダーは、家庭内LANに常時接続してあり、パソコンとの連携も便利です。

            家族の思い出が詰まったHi8ビデオテープ約200本をDVDにダビングしました。

            では、機器の紹介とスピーカーエンクロージャー?Speaker-Enclosure?の製作について
            ビジュアル的に紹介します。


                     【1】 モニター  (アナログVHF/UHF・地デジ・BS・CS対応テレビ)

                     【2】 オーディオ・ビデオアンプ  (AV-Amplifier)

                     【3】 アナログVHSテープレコーダー  (VHS/8mm)

                     【4】 DVDレコーダー  (アナ・デジチューナー付)

                     【5】 ブルーレイ・ディスク・レコーダー  (新規購入)

                     【6】 手作りスピーカー/バックロードホーン型・エンクロージャー  ←クリックでジャンプ

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                    これがAV-Room(新ハイブリッド無線室) の雰囲気です。(2009年9月現在)

                    
AV-Roomとは、インドアで楽しむ極めて「箱庭的」な趣味の部屋です。
                      また、「自分さえ満足できればそれでイイ」という「我が儘」が許される空間?です。
                      
                      オーディオ機器は、「広い部屋に置いて大音量で聴くもの」という強い思い込みが
                      一般にあるようですが・・・
                      大音量は、聴いている本人にとっても決して適切な音量とは言いがたいです。

                      日本の住宅事情は、おおかた六畳間が最低単位と言えそうです。

                      ようするに、「部屋の大きさは本質的な問題ではありません」・・・
                      オーディオ機器の選択と配置により、好みのAV環境を構築することで、大いに楽しめます。


                        ① モニター(42V・テレビ)は、棚に載せてあるため「前傾」させてあります。

                        ② 棚上の小型スピーカーは逆さ置き・・・・・
                           高音域は指向性があることから、その性質を逆手に取って・・・逆さ置き
                           邪道ですが・・・ この位置で、ちょうどリスナーの耳の高さになります・・・
意外と効果があります。



          ↓ AV-Room Layout (6畳+α)                   ↓ LED ceiling light 調光調色「光の演出」


※※ 天井灯 パナソニック ※※
 LEDシーリングライト HH-LC632A
 LED :(昼光色6500K・Ra85 / 電球色3000K・Ra85)
 調光:〈100%~約5%〉 :  電気ノイズの影響なし。
 調色:〈昼光色~電球色〉   常夜灯:<6段調光>
 光源寿命40,000時間 (光束維持率70%)


               スピーカー用 オーディオボード  (自作品です・・・・・好みの音に味付けしてます)

自作のスパイラルホーン(下段で解説)に合わせた
我流のオーディオボードです。

素材は、「 ステンレス板 」の端材です。
オーステナイト系(18-8)ステンレス鋼 【非磁性体】

単一素材ですが比重が大きく★Good !です。。
スパイクは使わず、棚板(Box型)に直置きです。

重量が一枚 1.5 kg と比較的重く、振動抑制に
効果的です。
(有害な共振周波数はありません)

穴は、共振周波数の吸収抑圧の効果を狙ったもの。
(Φ=16 mm×8個、プレス機で打ち抜き)

ただ、あまり振動を抑え込もうとし過ぎると、音に活気が
なくなってしまうので程度問題ですね。

要は、自分だけの音を作ればいいのですが・・・・・
自分好みを前面に出した唯一無二の音作りですかね!


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          【1】 Monitor を紹介します 

◆Victor(Logotype)最後のハイエンド機として発売された
  (47V、42V、37V)映像・音響・操作性の調和が取れた
  未来志向の多機能テレビです。(製造終了品)

              ● 2016年現在、修理可能品です

◆型名:LT-42LH905
  2008年(平成20年)7月発売・・・Victor最後の傑作。
  発売時前の予約購入でした。

画面がノングレア(反射防止)加工で、気に入ってます! 

◆毎秒60回のスピードでノイズ処理や色調補正を行うCPUを
  組み込んだ映像LSI 「 新GENESSA 」 を搭載した・・・、
  大画面フルHDモデル。
 
小型スピーカーで重低音域の再現に重点を置いた
  「MaxBass」も搭載 (Victorの傑作) 。

  NEWS番組などボイス系での「はっきり」「ゆっくり」機能は
  NHKと共同開発したもので、 老人対策(未来志向)として
  高い人気がある。

◆インターネット関連(LAN端子あり)では「アクトビラ」に対応
  しており楽しめる。

◆端子類は・・・・HDMI×3、D4×1、i・LINK×2、S映像×2
  RCA×3 ほか

◆有効画面寸法 幅=93.1cm 高さ=52.4cm 対角=106.8cm
  スイーベル=左右20度(チルトなし)、アスペクト比=16:9

難点は、消費電力が、最大 220 [W]と大きいことです。
  大部分がモニター液晶用冷陰極管に消費されます。




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          【2】 AV-機器 を紹介します 

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          昔むかし22年前(1992年製)の・・・ AVアンプ SONY TA-AV570  (製造終了品)
                         http://audio-heritage.jp/SONY-ESPRIT/amp/ta-av570.html

          【 機能概要 】

         (1) ドルビー プロロジック サラウンド と 5chアンプ を内蔵したAVアンプ。

         (2) オートインプットバランスを搭載したドルビープロロジックのほかにホール/マトリックス/シミュレートの
            3種類のサラウンドモードを搭載しています。

         (3) フロントL/R、センター、リアL/R の 「5chパワーアンプ」 を搭載しています。

         (4) 入出力は、映像系を入力5系統と出力2系統、オーディオ系を入力5系統と出力1系統搭載しています。
            また、映像系にはS映像入出力端子を搭載しています。

         (5) インプットセレクターは、ビデオ機器の操作間隔を取り入れたシンプルなアップ/ダウン方式となっています。
            また、大型のファンクションディスプレイを採用し、選択した入力ソースやサラウンドモードなどが確認できます。

         (6) 映像ソースと音声ソースを自由に組み合わせて出力できるミックスモードを搭載しています。

         (7) センター出力用のプリアウト端子を2系統搭載しています。センター出力はドルビーモードの際に出力できます。

         (8) チタニウム・グレーとブラックの2色のバリエーションがありました。  システムリモコンが付属しています。

                機種名:  ソニー TA-AV570 



機種名:  ソニー TA-AV570  
購入: 1994年(H6年) 新品 49,000円



          "ハイレゾ音源"とは、主にCDのクオリティ(16bit/44.1kHz)を超える音質の音楽データのことです。
          音源によっては、CDの約3倍~6.5倍(24bit/96kHz ~ 24bit/192kHz)の情報量になります。
          アーティストが伝えたい音や空気感、今まで聴こえなかった音を感じることができます。

          ◆図説 "ハイレゾ音源"とは・・・・・・?


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      ↓   下は、アイワの ビデオ カセット レコーダー( 4ヘッド19ミクロンヘッド  を搭載  )・・・・・2001/11発売 ¥29,500円
           「CMカット」機能を装備、早送り/巻戻しは120分テープを約1分で巻戻す「360倍高速巻き戻し」。



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パイオニアのDVDレコーダー

アナログ放送受信用です。
地デジ、BSデジタルは受信不可。

Hi8ビデオテープをDVDに変換するのに
大活躍をしました。

また、外付けハードディスクに記録し
パソコンでも見られるようにしてあります。

主な特長
■ 世界初 片面二層DVD-R DLディスクに
  対応し、最長24時間の連続録画を実現

■ 15Mbpsの高転送レートでHDDへ録画できる
  「XP+モード」をはじめ、様々な高画質機能

■「快速ディスクナビ」&「気がきくナビ」搭載で
  「簡単」・「快適」で「迷わない」操作感を実現

■ 進化した電子番組表 (EPG)で、見たい番組を
  逃さず録画

■ 業界最速 12倍速ドライブ搭載により1時間番組を
  約40秒でダビング完了


パイオニアのDVDレコーダー



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ソニー ビデオ カセット レコーダー
WV-BW3 Front Panel

VHS/Hi-Fi/Hi8 対応

家族の思い出が詰まったHi8ビデオテープ
約200本をDVDにダビングしました。


ソニー ビデオ カセット レコーダー
Rear Panel
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WV-BW3の主な特長

1. トリプル(BS及び2つの地上波)チューナー搭載

2. 便利な「ブランクカットダビング」搭載
  8ミリビデオカメラで撮影したテープのブランク部分を
  自動的にカットしてVHSにダビングが可能。

3. 自動的にテープの再生・巻き戻しを5回繰り返す
  「リピート再生」(VHS側のみ)

4. 最大15時間*3の長時間録画が可能な「デジタルCS
  おまかせ録画&リレー録画」搭載
  ※3 180分8ミリテープをLPモードで、180分VHSテープを
   3倍モードで録画した場合。

5. テープを1本まるごとダビングしたい時に便利な
  「おまかせダビング」機能

6. 8つの映像を同時に見ることができ、裏番組の
  確認に便利な「マルチピクチャー」

7. お手持ちのテレビを2画面で楽しめる「ツインピクチャー」
  それぞれの音声を同時に聞くことが出来る「ツインサウンド」搭載




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        ★ついに 「新規購入」 ブルーレイ ディスク レコーダー  ★Good ! です。

ブルーレイ ディスク レコーダー
Panasonic DMR-BWT660 (DIGA)
Front-Panel

4K対応システムLSI「新ユニフィエ」を搭載し
独自の「4Kダイレクトクロマアップコンバー
ト方式」を実現したモデル。
ハイビジョン領域の色信号補間を経ずに
デコードしたハイビジョン信号からダイレクト
に4K信号にアップコンバートすることで、自然
な質感と立体感にあふれた映像を実現する。

また、独自技術「マスター グレー ドビデオ
コーディング」のビット拡張データを追加記録
することで、対応した市販のブルーレイディスク
を再生時に、映画のスタジオマスター同等の
質感豊かな高階調映像(36bit)で再生すること
ができる。


ブルーレイ ディスク レコーダー
Panasonic DMR-BWT660 (DIGA)
Rear-Panel


録画では、新「おまかせ録画」を搭載。
放送種別、カテゴリー、サブカテゴリー
フリーワード、人名など、さまざまな条件を
自由に組み合わせて、関連番組を自動で
録画することが可能だ。
フリーワードの指定については、複数キー
ワード、除外キーワードの設定が可能で
おまかせ録画する番組をさらに絞り込むこと
ができる。

チューナー数は、2基を搭載し、2番組同時
録画に対応する。
15倍の長時間録画が可能だ。

幅x高さx奥行:430x41.5x189 mm
重量:2.2 kg
定格消費電力:21W

DMR-BWT660 (DIGA)




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         【3】 AV機器の内かの中古オーディオ機器は宝物!


         AV機器の中で「オーディオ関係機器」は、パソコンやビジュアル機器と違い新製品になるほど性能(音質)が向上しているとは限りません。
          
         オーディオマニアの大半は10年、20年前の製品を普通に使っているし、中にはビンテージと呼ばれている、40年以上前に作られたアンプや
         スピーカーこそが最高だと主張する意見も少なくありません。

         優秀なオーディオ・コンポは、時代を超えて愛用されています。
         中古オーディオ機器市場は、一般のリサイクルショップよりもはるかに洗練された「オーディオ関係機器」を専門に扱っているお店が沢山あります。

         インターネットショップなどのおかげで、欲しい製品の検索も容易になりました。残念ながら「視聴」が出来るところは限られていますが憧れの
         逸品を破格の安さで入手できる環境になっています。

         中古オーディオの世界(市場)は、まさに宝箱です!名機を手に入れてください。


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                         ★スパイラルホーン・スピーカーの試作

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           ★ はじめに ★ 

          約3年まえから準備し、やっとのことで完成しましたSpiral horn Speaker のお話です。
          
このスパイラル ホーン(ここでは、バックロードホーン型)は約10年前に流行った方式です。
                                                                     2009年9月
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          小さくて低音がある程度出るものはないかとホームページを検索していましたら、ちょうど良い箱寸法で低音性能も
          抜群とのことで製作にはいりました。
          途中、材料調達で手間取りまして3年も完成が遅れてしまいました。

          
---
          試聴結果ですが、、評判どうり素晴らしい低音と定位が凄く、8cmのユニットで、ここまで低音がでるとは!
          ・・・驚嘆でした。
          ---
          今回は、3D-スパイラルの箱の大きさとスピーカーの相性が良かったのでしょう。    (ベストマッチ)
          ---
 
         
スピーカーユニットは、DIY AUDIOブランドのSA/F80AMG(SOUND ATICS 社製)を使いました。


          8cmクラスでは、少々高価ですが、結果的に満足できるものが完成しましたので、値段は良しとしました。
                                                                   (@3,840円x2個)

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                それでは、製作の手順を追ってご紹介します    
                 (木工工具類は友人からの借り物です)

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          << 参考 web site >>

           リンクしていますので
URLをクリック一発でジャンプ出来ます。

           Spiral horn Speakerの考案者( 竹中正明さんの web site )
              http://www3.ocn.ne.jp/~hanbei/intro.html

           竹中さんは、アメリカで特許を取得されたそうですがHPで公開して頂き、それを参考にさせていただきました。
          (注)2012年8月現在 「Spiral horn Speaker」 の解説は掲載されていません。  (HPをリニューアルされたようです) 

          スパイラル ホーン試作者のブログです。  
            
http://www.ne.jp/asahi/akira/home/speaker/index.html
            http://www.ne.jp/asahi/akira/home/speaker/speaker01.html

          
  ---
            スパイラル ホーン試作者のブログです。(過去の記録)
            http://spiralspeaker.web.fc2.com/aaaspeaker/user/old-1.html  
            
http://spiralspeaker.web.fc2.com/aaaspeaker/user/old-2.html



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                                    製 作 ポ イ ン ト

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           製作方法は、多くの方がHPで公開していますので 「製作方法のポイント」 を写真で紹介します。


          
【1】 完成時です。。。(バックロードホーン型)

                                                             ↓逆さ置き・・・耳の位置より高い場所にセットする場合に効果有り

        【2】エンクロージャーの概要 


             内容は私なりにアレンジしていますので、他の方とは相異点があります。

              ◆残念ですが詳細な設計図が見つかりません。

             ↓ 下の断面図を参考にしてください。








          
【3】スピーカーユニット   @3,840円 × 2個


              最大入力:   30 [W]
              定格入力:   15 [W]
              ボイスコイルZ: 8 [Ω]
              開口     Φ=76 mm
              外寸     81×81 mm
              奥行      54.5 mm

          SA/F80AMG 関係のURL
           http://sennin.image.coocan.jp/Audio/SA_F80AMG/SA_F80AMG.htm#pagetop

          ↓SAーF80AMG SOUND ATICS 社製
               ATICSという輸入商社が、DIY AUDIOというブランド名で、特別な仕様で
              台湾のメーカーに作って貰っているそうですね。





 
        
【ポイント① エンクロージャーの作り方 】


        
【1】鬼目ナットの取り付け方

        小型スピーカーを鬼目ナットで固定するには結構気を使います。 SA/F80AMGユニット場合、指定寸法は76mmです。

        (75mmと記載しているのもあります?)が
        この大きさの穴を空けると鬼目ナット取り付けが苦しいので、私は74~74.5mmで空けました。

        次に取り付け穴の側面に瞬間接着剤を流し込み木質の強化を計ります。

        次に指定の場所を4mmビットで穴を空けます。

        次に鬼目ナットを挿入する指定の5.7mmで4mmの穴の上から約10mm(深さ)穴を開けます。

        以上で綺麗に材木の割れもなく鬼目ナットが装着出来ます。








         【2】スパイラルホーンのダクト穴仕上げ

         ダクト穴は写真の「赤いビット」を使用しテーパーを施し音質を上げる効果と美観をねらいました。







        
【3】バッフル(前板)

        裏板、側版を同一幅に微調整します。




        次に美観状の観点から前後板幅を所定寸法より、1mm多く切断、前後板及び側板の縦寸法も同じく
        1mm多く切断し、上記写真のように0.5mm位はみ出すように接着します。




        
【4】0.5mmはみ出た部分をビットで平面にカット

        面はビットが勝手にやってくれますのでトリマーの垂直移動だけに神経を使います。







        
【ポイント② スパイラルの作り方 】


       
【1】スパイラル・ピッチの決定 

       先ず15mmのラミン棒をテープ等で固定し表裏の指定寸法を印します。
       こうする事で表裏に正確に指定の寸法を刻むことが出来ます。
       この印を通るようにFケーブルを巻いていきます。

              ↓ 写真は、2箱分(ステレオ)



         【2】Fケーブルの選定 

         巻きつけるFケーブルですが、購入時注意してください。上がエコ商品、下が従来からあるものです。
         エコ商品は被覆等が硬く上手く成形出来ません。




        
【3】スパイラルの製作 

        ◆次にFケーブルは油分をふき取り、瞬間接着剤で固定していきます。
          固定には水糸を使用しました。

          らせんは同じ間隔ではなく、出口に近づくにしたがって、少しずつ広がっています。

             ↓写真のように固定後低粘度の瞬間接着剤を流し固定します。






       ◆上記の通り5回(5層)で完成です。巻き方は内側に捻りを入れながら巻くと以外と上手くまけます。
         Φ=2.0mmの銅線が2本入っているので、ちょっと堅いですが、慣れてくると滑らかに形をつけられるようになります。
         後は塩ビ管に挿入して完成です。

       ◆接着剤をエポキシにして、筒内壁にあらかじめ塗りこんでおくと潤滑油代わりになって入りやすくなると思います。 

       ◆巻き方は、時計回りと、反時計回りの2つを作ります。  (ステレオに対応)

       ◆発案者は当初左右対称の方が良いのではと発想のしたそうですが、同一巻きでの実験結果から、音質には変化が
         無いとの結論を得たそうです。

       ◆箱の設置も、どちらでも良いようです。単に「見てくれ」かもしれませんね。




        
【4】塩ビ管と補強板の接着 
 
       ◆塩ビ管と補強板の固定は瞬間接着剤と木工用パテで固定しました。



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        【ポイント③ 塗装仕上げとSPユニット取付 】

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      【1】塗装は・・・ 

      ポアーステイン(チェスナット)を      5回
      その上に水性ウレタン二スを        5回
      ペーパーヤスリは             240番から最終は1000番

      で仕上げました。

      ◆上記のポイントを意識して作成したボックスが次の写真です。




      【2】スピーカーユニットの取付け

      塗装が乾燥するのを待って、慎重にSPユニットを梱包箱から出し・・・・
      SPを傷つけないよう注意しながら・・・配線しました。
      半田づけだけでしたので、簡単に完成しました。

      
★スピーカーガードのアイディアは・・・・・PC用電源ファン保護金具を使いました。
                                   (ハードオフ店で@105円×2個)





      ↓ スピーカー端子
        最大入力:   30 [W]
        定格入力:   15 [W]
        ボイスコイルZ: 8
[Ω]

         
[Ω]を”オメガ”と発音する人が、オーディオ関係者に多いです。 正しくは”オーム”と読みます。 (^^;)
           交流理論を勉強してくださいネ。


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           【ポイント④ 音域測定と試聴 】

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【1】音域テストを実施 

          低音から高音まで、素晴らしい音域特性で、ここでも・・・満足!

          ① 友人から借用している、オーディオゼネレーターで
            音域テストを実施・・・定位もすぐに見つかり部屋の模様替え!

          ② CD演奏で実音の確認・・・・・レスポンスが良く文句なし。
            ( 84.3dBとは思えない感度の良さ、スパイラルホーン効果か? )

       試聴音源(CD)

          ①   MJテクニカルDisc(耳でわかるシステム診断)

          ②  
低音域=堀内孝雄の「竹とんぼ」(ボーカルあり)

          ③  
中音域=クロードチアリのギター(独奏とバンド付き)

          ④  
高音域=若林智子の「風の盆より」胡弓演奏


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        【2】オーディオ測定グラフ 

       
◆オーディオ発信器  
       PCソフト=Wave Gene 48000s/s 16bit Stereo

       
       ◆オーディオ受信器
       PCソフト=Wave Spectra

       接続は、PC#1→AVamp→Mic→PC#2です



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       ◆私のAVアンプも測定しました。(20年前のもの)
         接続は、PC#1→AVamp→PC#2です
         ソニー製品 TA-AV570
         http://audio-heritage.jp/SONY-ESPRIT/amp/ta-av570.html






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                                     【 感 想 】
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         私の古いSPの20cmウーハー&ツイーターと同等のカラフルな音で、満足してます。

         特に、ステレオ(2ch)で聴いた場合の低音が驚きの音圧です。

         また、Low~Highまで伸びの良い広域特性がこのSPの売りなのでしょうが、上述したように、エンクロージャーの

         設計と緻密な製作とが、マッチングした結果かと自己満足しています。
   
         ◆ 実に、いい音です ◆(この箱容量にしては!)


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                                    《 余 談 》

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                         === 【スピーカーケーブル】の物議 ===

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       【 物 議 】              2009年10月


         ◆ AMPとスピ-カ-を結ぶ線は赤黒を裂いて、昔、無線のアンテナで使用した梯子フィダー
           タイプにすると音質が向上します????。


           昔、使ったテレビ用300Ωフィーダ線を10cm位の間隔で絶縁物をカットしてもOKですが、
           このフィダー線が手に入りません。

           梯子フィダー形コードにつきましては絶縁物が連続にありますと、電流が流れた時音声信号に
           悪影響があるとゆうことだそうです????。

           この方の見解は・・・

             ① 線は出来るだけ細く

             ② 絶縁物は出来るだけ少なく

           と言うことだそうです。

         ● 今までにはない新説ですね。
            まだ試したわけではないですが下記のHPみますとなんとなく理解できるような?
            このHPには、いろいろ面白いことが載っています。

           
★ラダー型オーディオケーブルHP       ←クリック一発。
            (Ladder-type audio cable)
            製造販売元 マルチョウ・エンジニアリング



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               【スピーカーケーブル方向性がある】の物議

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◆接続ケーブルに方向性がある・・・ウソでしょう!ね。

            電線製作工程を知る私には、ウソとしか思いません。
            まして撚り線を使っているのですから・・・ネ
            交流理論をまるで理解していない人たちの話?では。

           ◆音声信号の他方への漏れ・・・これも影響なしですね。

            これも、交流理論を理解していない人の理屈か?
            電磁誘導が関係しているような事をいっていますが
            大電流とか、高周波ならあるが、でも音声領域の信号
            では問題にすることはないですね。
            たかが5~6mのスピーカーケーブルでは・・・・・・

           ◆負荷電流による歪
            オーディオケーブルに流れる負荷電流によって生じる
            誘電体歪による音質劣化
           
◆印加電圧による歪
            オーディオケーブルに加わる線路電圧によって生じる
            誘電体歪による音質劣化
           
◆電位変動による歪
            オーディオケーブルに流れるグランド電位変動電流で
            生じる誘電体歪による音質劣化

           ●このようなことは、日立電線、住友電線、藤倉電線
            などで実験済み(30年以上まえに)
            要するに【電線の誘電体】が歪むなんて音声周波数で
            しかも低電圧、小電流では、無視できますね。

           ●金属や半導体でも電場の中で電気分極は生じるますが
            電流が流れてしまい通常は観測されません。


            これらは、電話用多心ケーブルの漏話、地中送電線用
            ケーブルでのリーク電流など、長距離の場合で、分布
            定数理論で検討解析していかないとだめでしょうね。

            結論は、たかが、5~6mのスピーカーケーブルでは
            誘電体の影響は音響劣化には影響なしと言うこと!

           ●よって、高価なSPケーブルは、商業主義を前面に出した
            マニア向けの事なんでしょうね。

 
           
★私には、そう思えます。
            この辺は、ご専門の方は、どう判断するのでしょうか


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              【 AC100V電源の極性を統一する 】の物議

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           ◆ 最後にAC100V電源の極性を統一すると音が良くなる物議。。。。

             これも、インチキ(間違い)ですね。

           
● AC100Vの片側が大地アースになっているのは電柱にあるトランス(6kV:200V)の200V側の
              中性点を大地アースにして、雷害などでトランス故障時に家庭内に6kVが入らないよう配電線を
             高速度遮断させるためです。

           ●ご承知の通り、配電線(家庭のAC100V)には、家電製品などのノイズが載っているし、場所によっては、
            第3高調は(3次歪み)がある配電線もあります。

            また、最近は、太陽光発電のパワコン(パワーコンディショナー・Power Conditioner)から発生する
            スイッチングノイズが問題化しています。
            特にメガソーラーが顕著化しています。

            よって、
極性を統一しても、ノイズ軽減対策としては何の役にも立ちません。

           ★オーディオ関係の参考資料を図書館から借りてきましたが、デタラメの妄信記事が多いのに驚きました。

            デジタル時代になって、電気的雑音が極端に増加している昨今・・・・
            昔の、物理の先生や文系の先生の、お話では、ダメですよね。

            やっぱり、電波(交流理論)も勉強してから、オーディオに入らないと、おっしゃる
            オーディオ喫茶(写真)オーナーもいます。

           ★隣家の○○さんが、買ったウン万円のケーブルは、費用の割りに、メリットが無いとのことでした。
            無銭家(無線家)には、良いお話ですが・・・



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                                   まじめな話です 

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          【 配電線の極性とは 】      参考 :  AC100V物語   ←クリック一発

           ◆家庭の電力配線は、100Vの片方が、電柱の変圧器で接地(アース)されています。

           ◆屋内配線では、
接地側を[白色線]、100V側を[黒色線]で統一されています。(電気設備技術基準による)

           ◆壁のコンセントでは、差し込み口の「長い」方が接地側です。 (俗に、マイナス側ともいいますね)
            このようになっていない家は、電気工事店のミスでしょう。

           ◆
極性確認には、「検電ドライバー」を使うと簡単にチェックできます。 

これはネオン式でなくLEDと
ボタン電池を使った方式です。

ネオン式より見やすいです。
特に明るいところでは有効!

(ベッセルNo.81L ¥500)







           ◆現在は、ほとんどの家が「単相3線式」で電柱から受電しております。

           各電力会社で「色別」に違いがありますが、3本の電線を撚り合わせて引き込むか
           または、灰色のケーブルで引き込んでいる家庭もあります。
 (オール電化宅など)

           この引き込み線の家側のジャンパー線が、電力会社との設備資産分界点(責任分界点)です。


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↓ オーディオ喫茶店”Sin空”の例 ←クリック一発
              
(カラフルな音が楽しめます、音源持ち込み可)




           ↓写真左側・・・真空管アンプがズラリと並んでます。
            お客さまの、ご要望に100%お応えできるとか・・・


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                         ========MEMO========

                             
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【完】


                                 
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