新型プリウスに無線機搭載 (ZVW30)
要 点 ★ はじめ、パネルの設置場所選定で迷いましたが、フロントカップホルダー(ドリンクなどを入れるところ)に
チョコレートの「空き缶」をリサイクル活用しました。
ペットボトルを差し込む要領で設置出来ます。
抜き差しは随時できますので、とても便利です。 (←★私の着想です )
★ 空き缶がない時は、カップホルダーに差し込む「灰皿筒」が市販されてます。(¥500~2,000)
これを使うと、簡単に出来てしまいますね! (純正品もあります・・・灰皿汎用タイプ=¥1,575円)
★ ハンド・マイクは、マジックテープで付けてあります。
(手持ちで、アドニス製のフリーマウント・モービルマイクロフォンがあります。後日設置してみます)
★ スピーカーは、Z=8Ωの小型なもので、ハードオフ店で見つけました。(2個使用)
★ パネル・バックライト用「麦電球」は広角高輝度LED (電球色)に交換しました・・・Good!です。
LED化は省電力化に効果を上げます。まさに「ハイブリド・カー」に最適です。
改造方法は下記のブログをご参照下さい LED購入は【LEDパラダイス】 ←クリック
【Ham Radio 修理日誌】 → http://blogs.yahoo.co.jp/osamu_1961/26311521.html
●144MHz、430MHz、1200MHzの各バンドで運用しました。
まだ、使用始めてから日が浅いですが、その結果を以下に書きます。
(1)プリウスからの「ノイズ」は、各バンドとも感じない(良好)。
・U/VHFのFM受信のためか・・・。
(2)アマチュア無線機の送信電波による影響調査結果
・地デジの特定Chの画像が動かなくなる(430MHzだけ)
・ETC動作時・・・未確認(送信しない方が良いと思う)
ETCのアンテナは運転席フロント硝子下部付近にある
・自動車運転でのトラブルは発生していない(良好)。
・ラジオ(AM,FM)の受信障害なし(良好)
・カーナビは正常に使える(良好)。
・CD、DVDは音楽、映像とも正常に使える(良好)。
● アンテナの取付角度は、VSWRを見ながら調整します。
私の場合は、格好(体裁)良さで斜めにしてあります。
でも、ほぼ垂直取付がVSWRが良いです
★ デッキサイドボックスに設置します。
・ 無線機は、本体と操作パネルが分離できる「アマチュア無線」用です。
・ 3代目 新型
PRIUSは、無線機搭載に従前の様なスペースがなく
予め試乗車により現物合わせで搭載位置などを決定しました。
・ ここでは、その概要を「写真中心」に手順を追って紹介します。
世界初の量産ハイブリッド専用車(3代目)
注意:運転席、助手席の下部はエアコンの吹き出し口があります
ここを塞がないように、配線を溜めないで下さい。
●アマチュア無線のHF帯では、ノイズに悩まされる事例がブログ等で
報告されておりますが・・・私のU/VHFの体験では問題ないです。
★ 制御系、スピーカー系、マイク系の各ケーブル
要点:車両後部ラゲッジの左側ボックス(デッキサイドボックス)に車載アングル(付属品)などでビス留めします。
この時、無線機の放熱ファンは車の内部に向けます。
(デッキアンダートレイは「Aタイプ」を使います。トノカバーの収納は出来なくなりますが、あきらめます。)
安全のため、電源ケーブル(赤、黒)には、規定のヒューズ(15A)を必ず付けます。
★ 無線機の下に木台を入れ2~3cm浮かせ、通風を良くします
● 3代目 新型プリウス S
・左の写真は「無線機搭載を完了した」写真です
新型プリウス 型式 ZVW30
ボディーカラー: ホワイトパール クリスタル シャイン
(超極薄の黄色味を帯びたボディーカラーです:オプション)
・写真の車両ナンバーは、はめ込みで架空のものです。
●ご注意
・本件は、参考としてご覧下さい。
もし、これと同じ方法で実施される場合には、実施者の
全責任において、実施してください。
万一のトラブル等には、私は一切責任を負いません。
・写真の車両ナンバーは、はめ込みで架空のものです。
● 搭載した無線機(古い物) TM-941S(Tri-Bander)
KENWOOD TM-941S(Tri-Bander)の仕様
周波数 144MHz FM(F3E) 最大出力 50W
430MHz FM(F3E) 最大出力 35W
1200MHz FM(F3E) 最大出力 10W(1W)
車載時、操作パネルと本体を分離して設置しました
掲載内容 (各項目をクリックすれば当該項目へジャンプします)
【1】アンテナ取付 【2】同軸引き込み 【3】電源配線 【4】セパレートケーブル
【5】無線機本体設置 【6】操作パネル設置 【7】完成写真 【8】無線運用結果 ★【 おまけTM941で遊ぶ】
同軸ケーブルを貫通し、車体にテープで堅牢に留めます
◆◆ ゲーム(ルーレットゲーム)の遊び方 ◆◆
1.ゲーム機能立ち上げ
Fキー + MUTEキー を押しながら電源ON
パネルの周波数表示が 0、 0、 0、 とゼロが3個並びます。
2.スタートは、MUTEキーをチョン押し。
3.各桁のストップは、ボリューム(BANDつまみ)をチョン押しします。
4.解除(ゲームやめ)
VFOキーを押すと、通常の周波数表示に戻ります。
5.大当たり!
例えば 555、777などの「ぞろ目」と特別に「123」のみ当たり。
当たると「パネルのLED群がフリッカー」します。
ここでの要点
・ アンテナベースは、車のボディーにアースします
取付ネジは、塗膜を突き抜けボディーと確実に接触
するよう締め付けます。(4本全部)
・ アース・ボンディング・・・・特に実施しませんが。。。。。。。
直流的に車体とつながっていることは、確認します。
ボンディングには、銅板、アルミテープなどを、ヒンジなど
の可動部やウエザーストリップに貼り付けると効果があります。
・ 車の振動で、アンテナが外れたりすると重大事故に
なる可能性がありますので堅牢に取り付けます。
・ 同軸ケーブルは、ハッチバックの上げ下げの動きで
疲労したり、つぶれたりしないよう余裕を持たせます。
● アンテナの取付角度は、VSWRを見ながら調整します。
私の場合は、格好(体裁)良さで斜めにしてあります。
でも、ほぼ垂直取付がVSWRが良いです。
要点:補機バッテリー(DC13.8V) の端子を外すと電子機器類(ドア操作、カーナビ、オーディオetc.)の設定が
初期化されてしまいます。
※ (別なバッテリを予め接続しておきます。これ用の手のひらサイズバッテリがあります)
配線には、電流容量が大きい太さ8mm^2ほどの電線を使います。
※ (+、-合わせて4m長ほどあれば足ります)
プラス側は、140[A]のヒューズの下部にある端子にネジ止めします。(確実に締め付けます)
無線機との接続電源ケーブル(赤、黒)には、規定のヒューズ(15A)を必ず付けます。
【8】無線運用結果・・・問題なし
ここでの要点
セパレートケーブル類(制御系、スピーカー系、マイク系)を
車の左ドア側乗降ステップのプラスチック・カバー内に納めます。
配線には、本機専用ケーブルキット、PG-4L(4m長)を使います。
注意
運転席、助手席の下部は
エアコンの吹き出し口があり
無線機の設置には適しません。
★ 後部バンパーを外しますと写真の様なグロメット付き貫通穴があります。
● 内部加工は全くありません。特別な工具も不用です。
【完】
★ 補機バッテリーから無線機本体までの電源線を配線します。(約2m長)
【 黄色の配線です 】
★ ハッチバックドアの両サイドに取付ました
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