★【 はじめに 】★ ( 2013/1 )
★ 今回は、パソコン新調 についてのお話です。
昨年の11月から12月にかけ、常用PCが2台故障しました。いずれも、マザーボードの部品劣化によるもので、修理不能でした。
仕方なく、新調を考え、ネット検索しましたら、ラッキーなことに型落ち(Windows7)でしたが、発売当時の約半値で購入できました。
購入した機種は下記の2台です。
NEC VALUESTAR N type (デスクトップ 一体型)
① VN770/HS6W Windows7(64bit) (high end machine)
② VN370/HS6B Windows7(64bit) (low end machine)
Windows 7のサポートは、あと7年もあるので・・・・・ (期限は2020年1月14日まで)しばらくはセキュリティ面の心配なく使い続ける
ことができます。
昨年の暮れから、テレビ、デジカメ、パソコンなどの価格が大幅ダウンしています。ほぼ、発売当時の半値ですね。
壊れたパソコンは、使い慣れたノート型でしたが、いずれも7年以上前の古い物でした。
寿命が来たのでしょうか・・・相次いで壊れました。24時間365日フル稼働でしたので、熱によるマザーボードの部品劣化です。
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【 参 考 】 Windows/OSのサポートが終了する時期。
Windows XP・・・・・・2014 年 4 月 8 日
Windows Vista ・・・ 2017 年 4 月 11 日
Windows 7・・・・・・・ 2020 年 1 月 14 日
サポートが終了することで、セキュリティ更新プログラムの提供や仕様変更、新機能のリクエストなどがマイクロソフトより受けられ
なくなります。
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さて、今回は、新調したパソコンの紹介と使用感のお話です。
当然、アマチュア無線との相性を念頭にお話を進めます。
毎回のように、画像を多用しますので、読者の皆様のご賢察をお願いします。
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★ 先ず、購入したPCの全体像です・・・・・一台三役
デスクトップの販売ランキングで・・・
毎シーズン首位の座を占めているNECの一体型テレビパソコン(VALUESTAR N 型)を選びました。
価格的に割安でしたので、ハイスペックとロースペックを一台ずつ求めました。
液晶の裏にCPUやHDDなどパソコンの機能を薄型に詰め込んだPC+TV+VTRの3役を兼ね備えるのが人気の理由だそうです。
モデル・デザインは現在のWindows8になっても変わっていません。2本足のパネルスタイルは、他社も追従しています。
★ 箱明け・・・逸る心を抑えて・・・慎重に! NECカタログモデル(VALUESTAR N 仕様) ←クリック一発 |
これをメインPCとしました・・・無線以外の趣味にも使います。 ★ high end machine |
下位のスペックで費用を抑え・・・サブマシーンとしました。 ★ low end machine |
★★ さて、造りの概要、使用感、等ですが・・・★★
【1】 外観
★本体前面 |
カメラは、有効画素数92万画素、ステレオマイク内蔵 HD 720p対応 |
本体左側上部の電源ボタンとDVDアクセスランプ |
VN770/HS6W 設置状態 (これの上段の棚に無線機類があります) マウスパッドは、CQ Ham Radio誌の付録(2013/2 通巻800号) |
【2】液晶は・・・
フル H D 21.5型、ISP液晶採用(VN770)で解像度、画質の向上が図られています。
寝転がって・・・テレビを見ても・・・グッドです。
本体下部には、キーボードが収納できて机上スペースの有効 使用ができ、ありがたいです。(無線グッズが置けます) |
【3】性能は・・・ハイエンド機種で・・・満足!
CPUにクアッドコアのi7を採用。インテルのターボブースト・テクノロジー2.0に対応し、最大3.1GHzで動作します。
使って見ての感想は、ストレスを感じなくサクサク動き画像処理も重さを感じません。
今まで、古いノートPCでしたから、性能向上は快適でした。
唯一、気になったのは、HDDが5400回転/分と遅く下位モデル(VN370)のほうが、7200回転/分で高速。
コストを抑える為なのでしょうが他のスペックと比べ、やや、アンバランスですね。
テレビパソコンですから高速なHDDが有利なはずですが・・・。
テレビ機能があるためか、排熱Fanも静音タイプで、無線運用時にもグッド。
(注意) 本製品は24時間連続使用を前提とした設計になっておりません。(ほとんどのPCがそうですが・・・)
24時間連続稼働した場合、標準保証の対象外となります。
(ユーザーズマニュアル 3-6ページ参照)
★本体背面 |
一体型で コンパクト にまとめられた端子位置 |
メインメモリ(4GBX2)とB-CASカード |
USBの拡張性・・・周辺機器とも整然とできます(裏面左側) |
アンテナ入力(3波混合して)、LAN端子、DC電源端子 |
【4】無線機に繋いで・・・電気ノイズは問題なし
結論から言って、問題になるほどの電気ノイズはありません。
以前に、SHARP、HITACHI等の「パソコンTV」を使っていましたが・・・・その時代は、ノイズ発生器の様なもので
無線機から離したり、ノイズフィルターを使ったりでした・・・・・・・
今回は、必要ありませんでした。
【5】拡張性・・・十分
7つのUSBで拡張性は十分です。うち2つは、USB3.0でグッドです。
また、インタフェースの配置も使い易く無線機との接続には不都合はありません。
さすがにRS232Cのシリアル端子はありません。
私は、USB → D-sub9pin(RS232C)変換ケーブルを別に購入しました。
(iBUFFALO USBSR06 や SANWA USB-CVRS9 を使っています)
インターフェースの配置は、本体側面と背面に 振り分けられ非常に便利です。 ブルーレイドライブは、最新のBDXL規格に 対応し十分です。 |
スタンド脚を開いた状態 左右の脚にはスリップ止めが必要。 両脚間にフラットバーがあれば片足が机から落ちても大丈夫! 【 追 記 】 【耐震スタンドを購入/2013年04月】下段に写真を挿入しました。 |
マイク外部入力への・・・切替、音量調整 |
リモコン、キーボード、マウスのコネクトボタン、SDXC、 PRO Duo などのスロット |
本体左側・・・Audio In-Out、USB3.0、HDMI-in 端子類 |
★本体右側 |
本体右側・・DVDドライブ ブルーレイドライブは、最新のBDXL規格 |
本体右側・・・画面ON・OFF、明るさ調整、USB端子×1 |
★パネル面の傾斜角度調整 |
★本体上部・・・排熱孔 |
【 追 記 】 2013/4
ネット検索で偶然見つけました・・・・純正耐震スタンド・・・・欲しかった物です・・・¥3,300円(税・送料込み)
品名:耐震スタンド 型番:PC-AC-ST001C (2011/11発売) 発売時が大震災直後ですね・・・・関連があるのかも? ★東日本大震災 2011年(平成23年)3月11日(金)発生 |
←この穴にPC左右の脚を入れます。 |
← 赤丸の箇所に粘着耐震シートが付いています。 このシートは、水洗いすれば、繰り返し使えます。 (注意) キーボードをパソコンの下に収納するときは キーボードの足を倒して収納します。 |
【6】操作性・・・キーボード、マウス
キーボード:
一つひとつのキーが独立したアイソレーションタイプを採用しています。 タイピング感が良く・・上々です。
オーソドックスなキー配列ですが、ストロークが深めで 打ちやすく、スッキリしたデザインです。 本体の電源もキーボードから入れられます。 専用ボタンや、液晶の状態表示など便利な機能もあります。 本体とは無線でコネクトします。 サイズ:幅390mm×奥行150mm |
★カスタム機能ボタン類 |
★カスタム機能ボタン類 |
★液晶インディケーター部 |
★テンキー部分 |
★キーボードの裏側・・・足開脚状態 |
マウス: 反応の良いレーザータイプを採用しています。 使い易い大きさで、グリップ感、クリック操作など良好です。 本体とは無線でコネクトします。 |
【7】 テレビとしては・・・ほぼ完成の域に到達 ★Good !
重視したいのは、音質!・・・「YAMAHA」Soundで、価格からすれば十分迫力のある性能です。
サブウーハースピーカーが付けば、文句なしですが。。。。
★テレビの音質と比較すれば★Good !です。 YAMAHA ブランドですから!? テレビ機能の進化は、従来機種と同じで、特筆することは ありませんが・・・多機能で満足度100%。 デジタル3波対応のダブルチューナーが搭載されています。 同時購入のVN370型はシングルチューナーです。 録画モードを変換してブルーレイディスクに書き出す際の 所要時間が短くなったようです。 リモコンは、主にテレビ用ですが、録画再生操作にも使います。 リモコン本体の中央部にあるボタンは、メディアセンター立ち上げ ができます。 手に持ったバランス感はイイです。 |
★ アンテナ入力・・・地デジ、BS、110度CSを混合して入力 3波混合して、同軸ケーブルを接続します。 配線はケーブルホルダーを使うといいです。 混合器は、電流通過型でも、パソコン内部でDCカットされますので 使用できます。 なお、パラボラアンテナへの給電機能はありません。 |
【8】スッペク(仕様)・・・
NECカタログモデル(VALUESTAR N 仕様) ←クリック一発
★最新のWindows 7 パソコンは性能も十分です。
CPUは第3世代のコア i が中心、HDDもノートで1テラ、デスクトップで2テラなど余裕があります。
さらに、BDXL対応のブルーレイドライブや高速なUSB3.0端子など装備も万全。
もちろん、Windows 8にアップグレードしても、快適に動作するはずです。
★新規パソコン2台の設置状態 (とりあえず設置してみました) |
【9】バージョンアップ・・・
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VN770のOSは・・・Windows7Professional にUPしました。
これで、バーチャルWindowsXPとして使えます。
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Microsoft Ofice2013 は2013/2/7 発売予定で無償Ver.UPができます。
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Windows8へのVer.UPは、2013/1/31までなら・・・
特価¥1,200でVer.UP用プロダクトキーが購入できます。
今、Windows 7パソコンを買えば ・・・!
Microsoft の site でマイクロソフトの優待購入プログラムに
登録すれば、案内のメールが届き・・・
購入手続きを経てWindows 8プロをダウンロードできます。
実際にアップグレードするのは、しばらく様子を見てからでもかまいません。
★ 私は、すでに、2台分のプロダクトキーを購入しました。
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《余談》
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64ビット版と32ビット版、どちらを選ぶべきか?
NECは、64ビット版の採用には他社より一番消極的でしたが・・・・・今では、64ビット版が勢揃いです。。。
★Windows 7には、32ビット版と64ビット版があります。
Windows XPまでは32ビット版が主流でしたが、Windows Vistaで64ビット版を採用したメーカー製パソコンが登場するなど
少しずつですが普及が進んできました。
米国では日本よりも64ビット版が普及しているため、海外大手メーカー製のパソコンでは64ビット版を採用するモデルが
多いようですね。
★ 32ビットと64ビットでは扱えるメモリー容量が違う・・・
★ 一番の問題は周辺機器が使えるかどうか・・・
総合的に見て、4GB以上のメモリーを搭載しているパソコンなら64ビット版のWindows 7を導入する価値は十分にあります。
CPUはより高い性能を発揮できるし、64ビット版に最適化されているソフトでしたら32ビット版よりも高いパフォーマンスを
発揮するでしょう。
★周辺機器のデバイスドライバーの対応状況に注意が必要です。
使いたい周辺機器に、64ビット版用のデバイスドライバーが用意されているかどうかを周辺機器メーカーのWebサイトなどで
調べます。(プリンター、スキャナー、USB変換器 etc.)
パソコンの用途や手持ちの周辺機器をチェックして、ご自分に適した方を選ぶのが得策でしょうかね?
★64bit版Windowsは、32bitアプリケーションを「WOW64」・・・
ワウ64(Windows-On-Windows 64)というエミュレーション層で動作させる仕様になっています。
WOW64は高いパフォーマンスを実現するように設計されているものの言ってしまえばエミュレータなので、32bitアプリケーション
を32bit版Windows上で動作させるのと比べると、どうしてもパフォーマンスの低下が避けられません。
つまり、WOW64のパフォーマンスに問題がないなら、4GB以上のメインメモリを利用できる64bit版のほうが魅力的だし、逆に
64bit環境で32bitアプリケーションを実行したときに大きなペナルティがあるなら64bit版を選ぶ理由はほとんど無くなります。
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★Windows8にするかどうか・・・・これも迷いますが。。。。
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最新のWindows 8は、タブレットやスレートPCでも使いやすいようにタッチ操作や全画面表示などを採用して設計された斬新
なOSですね。
起動の高速化やクラウド連携の強化など、魅力的な機能を数多く盛り込んでいます。
しかし、その一方で、Windows 7までのパソコンの操作性とは大きく異なります。
Windows XPやWindows Vistaなど、キーボードとマウスを中心に使ってきた私には操作に慣れるまで時間がかかると
考えました。
もし、パソコンの買い替えや買い増しを考えているなら、今のうちにWindows 7パソコンを購入することも低廉で買い時。
Windows 7のサポートは、あと7年もあるので・・・・・(期限は2020年1月14日まで)
しばらくはセキュリティ面の心配なく使い続けることができます。
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では、皆様に少しでも参考になればと念じつつ・・・・・
【完】
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